指定障害者支援施設

「萌あおはに」

◆施設の概要

一人一人のライフデザインにあった潤いのあるサービスを展開できる施設。
5つのテーマを持った小舎の集まり

・個々のライフスタイルをサポートする支援サービスの展開
・先進的な療法への取り組み
・地域の人々や障害をもつ人たちと共に歩むことができる、地域に開かれた施設
  〜ユニバーサルマインドの展開〜
・安全・安心で信頼される空間づくり
  〜ユニバーサルデザインの提供〜
・既存施設との有機的連携・相互補完

2002年4月に開所を迎えた施設です。比較的重い障害を持った人のための設備が充実し、利用者の方が高齢化された場合にも対応できるようになっています。

魅力的な生活空間を目指したサービス
 施設は5つの小舎に分かれたユニットケアで、全室個室となっています。居室共通エリアには野の花が飾られ、夜の余暇時間にはミニコンサートが開かれるなど、魅力ある生活が送れるようスタッフが気配りしています。

家庭的な雰囲気を演出する食事
 食事は日々の暮らしで大切な、たのしみな時間です。一般的な大食堂での食事だけでなく、各小舎のリビングでの食事をするなど、分食形式も取っています。このような家庭的な雰囲気で食事を楽しむことで、生活に潤いを与えるだけでなく、配膳や片付けをすることで自主性を養っていけると考えています。

地域に根ざした施設を目指して
 地域の人たちと音楽や様々なイベントを通じて交流することができるようにと、すばらしい音響効果を備える地域交流センター「銀河ステーション」(200名収容可能)を利用して、有名人や著名人をお呼びして、講演会やコンサートなどを開催しています。

やすらぎのある生活
4階には療法を目的とした設備があります。専門スタッフの手でフットセラピーやミストサウナ、DVDを使用した環境療法などを受けることができます。

◆施設紹介

●1F
・西1丁目

「木もれ陽の家」
 重複障害のある方々が継続して生活できる”平屋の家”になっています。車椅子トイレ、手すり、引き戸など気配をしています。LDK、大きな窓、広々としてフローリングが優しい共同スペースがあります。

「機械浴室」
機械を利用して、安心できる入浴が楽しめます。

・東1丁目

作業をする工房、話し合いや休憩ができるラウンジ、大勢で食事ができる場になっています。

「イーハトーブ工房」 利用者が作業をするための工房
「クラムボン」 みんなで話し合いや休憩することができるラウンジ
「食房ベイブ」 大勢でたのしく食事ができる食堂

●2F
・西2丁目

「暖炉の家1F」
各小舎ごとに特徴のあるLDKタイプで、ゆったりとしたつくり。食事を部屋でとることもできます。

「小舎玄関」
独立した玄関を持ち「ふつうの家」の様に直接出入りができるようになっています。

・東2丁目
「いろりの家」「掘りごたつの家」
4軒の1組の”2階建ての家”で構成されています。1フロアーを1つの家族と見立て、4〜7の個室になっています。

●3F
・西3丁目
「暖炉の家2F」

・東3丁目
「いろりの家2F」「掘りごたつの家2F」
全室個室になっていて、プライバシーが守れます。屋上庭園ポラーノ広場に面しています。

「小舎浴室」
安心して入浴できる設備を完備しています。

●4F
「銀河ステーション」
地域交流スペース。祝祭・コンサート・音楽療法、研修などに使う多目的ホール、開かれた交流の場。充実した映像と音響器機を完備。

「小ホール」
定期的に施設スタッフによるミニコンサートなどを開催

「わらいかわせみの湯」
眺望がすばらしいゆったりとしたお風呂。裸のつきあいから共同生活の基本的なことを学びます。ミストサウナ、水風呂、ジェットバス、ハーブ湯などの設備を完備しています。

「鳥の北斗七星」「ひかりの素足」
五感を刺激する環境療法室、映像・音響・アロマを統合した療法を行うことができます。

定   員: 50名、 ショートステイ8名
建物概要:

  • 敷地面積:19,614.57平方メートル
  • 構造・規模:鉄筋コンクリート造 4階建
  • 延べ床面積:3,026.23平方メートル(既存建物 1,858.88平方メートル)
  • 地域交流スペース
  • 開所日:平成14年4月1日

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