所在地:
〒631-0064 奈良市帝塚山南4丁目11-10
TEL. 0742-81-8877 FAX. 0742-81-8660
相談支援専門員:
〇松本 清 社会福祉士(認定社会福祉士取得申請中)、介護支援専門員
一般社団法人奈良県社会福祉士会 権利擁護センターぱあとなあ・なら所属
(奈良家庭裁判所 後見人候補者名簿登録 受任2件)
〇中山 泰代 社会福祉士、介護支援専門員、介護福祉士
『奈良西相談支援センターポラン』では、障害福祉サービス利用の際に法定化されたサービス等利用計画作成に始まり、その後の計画相談支援を通じて、本人・家族に寄り添う立場で生活全般にわたる相談支援を承ることを主な業務として執り行っています。相談支援センターでは、他法人利用の方含め250名余の方々とすでに個別でつながっております。2人いる相談員は地域包括支援センター社会福祉士としてのキャリアを有し、高齢者のすべての相談業務に携わって参りましたが、高齢者の相談支援と障害特性を持った方の相談支援は似て非なるものであることを痛感しております。縦割り行政の中、当法人の相談員は領域をまたがって相談支援できることを標榜し、日々誠意をもって対応するよう努めています。
計画相談支援業務を舞台に例えると、障害特性を持ったご本人が「主役」、その方を日夜支えて下さっているご家族は「脇役」、そして私ども相談員は「黒子」であると思います。その人の人生に寄り添っていく覚悟が必要です。たかが計画相談支援、されど計画相談支援です。この先、ご両親がお歳を重ねていかれるに連れて必然的に生活環境が変化いたします。ご本人にとっての影響は計り知れず、相当ございます。
私ども相談員は、介護保険制度や成年後見制度の実務についても携わって参りましたので、個別ケースに応じて事前相談を承ることも可能でございます。私どもの範疇を超えるケースはいろんな機関や他の専門職とも“顔の見える関係”を有しています。障がい特性のある方の相談支援は、本人の特性や家族の置かれている状況もさまざまで、一足飛びに解決策が見つかることはない、と言っても過言はないと思います。しかし、本人家族の“黒子”となって一緒に善処策を見つけていくことができれば、それこそが計画相談支援の本質だと、私どもはそう捉えております。
計画相談支援の導入をきっかけに、皆様方の“黒子”である相談員の存在を改めてご認識いただければ幸いでございます。